妊活において「後背位は妊娠しやすい体位なのか?」という疑問は非常に多く見られます。結論から言えば、解剖学的に精液が子宮口付近に留まりやすいという特徴は事実です。
後背位ではペニスが膣の最深部に到達しやすく、射精された精液が子宮頸管の入り口にダイレクトに配置されます。特に、日本人に多いとされる「子宮後屈(子宮が背中側に傾いている状態)」の女性の場合、正常位よりも後背位のほうが精子が子宮内へ進入しやすいルートを形成します。
ただし、体位そのものによる妊娠率の劇的な差を証明する決定的な医学データがあるわけではありません。体位にこだわりすぎてどちらかが苦痛を感じたりストレスを抱えたりするよりも、リラックスした状態でタイミングを合わせることのほうが遥かに重要です。行為後はすぐに立ち上がらず、腰を少し高くして数分間横たわる姿勢が推奨されます。