初心者が抱きがちな幻想と、現場のリアルには大きな乖離が存在する。「店に行けば誰でも簡単に相手が見つかる」という認識は完全な間違いだ。現実の店内では、常連客同士の内輪のコミュニティが形成されていることも多く、立ち回り方を誤れば何時間もカウンターの隅で居心地の悪い思いをしながら高い酒を飲むだけで終わることも日常茶飯事である。
また、トラブルの種も潜んでいる。泥酔者による強引な接触、金銭トラブル、あるいは退店後のつきまといなど、密室ゆえのリスクはゼロではない。これらを回避するためには、泥酔を避けて常に冷静な判断力を保つこと、違和感を覚えた店舗や客からは即座に距離を置くこと、そして店員(スタッフ)と良好なコミュニケーションを取り、何かあればすぐに助けを求められる状況を作っておくことが決定的に重要となる。