矢島晶子の真骨頂は、アニメーションにとどまらず洋画の吹き替え(吹替)分野でも遺憾なく発揮されています。特にハリウッド大作における「実写子役の感情表現」において、彼女の右に出る者はいません。
世界的メガヒット作『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』では、後にダース・ベイダーとなる純真無垢な少年時代のアナキン・スカイウォーカー(ジェイク・ロイド演)の日本語吹き替えを担当。砂漠の惑星で夢を見る少年の瑞々しさと、内に秘めたフォースの強大さを繊細に表現しました。
また、世界的人気子役であったマコーレー・カルキンの吹き替えでも知られ、『ホーム・アローン』シリーズ(テレビ朝日版など)のケビン・マカリスター役では、機転と愛嬌が炸裂するテンポの良い芝居で作品のお茶の間定着に大きく貢献しました。『シックス・センス』のコール少年(ハーレイ・ジョエル・オスメント演)が見せた「死者が見える恐怖と孤独」の演技も、映画ファンの間で今なお語り草となっています。