地上波での25分枠にとどまらず、演芸の魅力をより深く多角的に届ける試みとして定着したのが、BS日テレで放送されている『笑点 特大号』である。
地上波では入りきらなかった大喜利の未公開エピソードや、若手落語家たちによる若手大喜利、さらにはじっくりと落語を楽しめる高座の放送など、ファンにはたまらない構成が支持を集めている。ここでは本家とは一味違う実験的な企画や、次世代のお笑い界を担う若手の登竜門としての役割も果たされている。
地上波が国民的な「顔」であるならば、BSでの展開は演芸の奥深さを伝える「骨組み」だ。伝統を守るだけでなく、新たなファン層を開拓し続ける仕組みがここにある。