彼女のキャリアを語る上で絶対に外せないのが、土曜夜の看板情報バラエティ番組『あっぱれ!KANAGAWA大行進』での日々だ。台本なし、行き当たりばったりのロケ現場。そこで培われた対応力は、彼女のアナウンス技術を唯一無二のものにした。
特にデビッド伊東とのコンビネーションは、多くの県民の記憶に深く刻まれている。鋭いツッコミと絶妙なフォロー、時に見せる本気のリアクション。予定調和を嫌う現場で生まれた二人の阿吽の呼吸は、週末の夜に心地よい笑いと温もりを届けた。ただ情報を伝えるだけでなく、出会った人々の生活や温かさをすくい上げる——その姿勢こそが、彼女のスタイルの根幹となっている。