作品を重ねるごとに深まっていったふたりの信頼関係は、撮影現場のエピソードからも垣間見える。『僕らのごはんは明日で待ってる』のタイロケでは、過酷なスケジュールの中でも終始和やかなムードを作り出し、スタッフを和ませていたという。初共演の段階から互いに壁を作らず、役柄のバックグラウンドについて意見を交わし合う姿が目撃されていた。
『SUITS/スーツ』の現場でもその空気感は健在だった。膨大な専門用語が飛び交うリーガルドラマの現場において、中島が現場を明るく盛り上げ、新木が落ち着いた佇まいで周囲を支える。休憩時間に見せる何気ない談笑や、SNSで公開されたオフショットで見せる無邪気なやり取りは、「まるで昔からの幼馴染のよう」と共演者たちからも評されていたほどだ。
恋人役としての説得力を持ちながら、一歩カメラの外に出れば戦友のような爽やかさを保つ。この絶妙なバランス感覚こそが、現場の士気を高め、作品のクオリティを押し上げる原動力となっていた。