披露宴のハイライトといえば、陣内智則が数ヶ月間にわたる極秘レッスンを重ねて挑んだピアノの弾き語りシーンだろう。選んだ楽曲は、人気デュオ・コブクロのバラード「永遠にともに」。鍵盤に向かう新郎の手は小刻みに震えていたが、心のこもった不器用な旋律は会場に深い感動を呼んだ。
実はこの曲、コブクロのメンバーが知人の結婚式のために書き下ろした温かなナンバーだった。陣内の必死な演奏によってその魅力が全国へ再波及し、ウエディングソングとしての地位を不動のものにした。指先からこぼれ出る緊張感と一途な思いは、何年経っても人々の記憶に強く残っている。