Q1:政令指定都市の「区」と、東京23区の「特別区」は何が違うのですか?
A1:法的性格が根本から異なります。東京の特別区(新宿区、世田谷区など)は、公選の区長と区議会を持つ「独立した自治体(市と同格)」です。これに対し、政令指定都市の区(横浜市中区、大阪市北区など)は、市役所の出先機関・内部組織に過ぎず、区長は一般公務員であり区議会もありません。
Q2:今後、新たに政令指定都市になる可能性のある候補自治体はありますか?
A2:極めて低いのが現状です。人口60万人前後の船橋市や川口市、鹿児島市などは、莫大な区役所整備費用や県との対立リスク、人口減少傾向を総合的に判断し、あえて中核市のまま運営する方針を維持しています。近隣市町村との大規模な再合併でも起きない限り、21番目の政令市が早期に誕生する可能性は極めて薄いと見られています。
Q3:政令指定都市になると、パスポートの申請や発行はどう変わりますか?
A3:大きな利便性向上が見込めます。一般市の場合、県庁や県の出先機関まで出向く必要があるケースが多いですが、政令市では権限移譲により、市内の各区役所や主要駅前の行政サービスコーナー等でパスポートの申請・受け取りがスムーズに行えるよう整備されています。