山田涼介と中島裕翔の不仲氷河期と現在|センター交代と和解の真実

山田涼介と中島裕翔の不仲氷河期と現在|センター交代と和解の真実

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このポジションの逆転劇は、彼らの私生活と学園生活にも決定的な亀裂をもたらしました。二人は芸能人御用達として知られる堀越高等学校(トレイトコース)の同級生(いわゆる「華の93年組」)として3年間を共に過ごしています。クラスには同じHey! Say! JUMPの知念侑李をはじめ、神木隆之介や志田未来といった錚々たる顔ぶれが揃っていました。

しかし、学校内での山田涼介と中島裕翔の間には、張り詰めた沈黙が漂っていました。当時の様子について、後に山田はバラエティ番組や雑誌の特集で「学校でも仕事場でも、まったく口を利かない時期が何年もあった」と明かしています。廊下ですれ違っても目を合わせず、仕事の打ち合わせでも業務連絡以外の私語は一切なし。周囲のクラスメイトやグループのメンバーも、二人の間に漂う異様な緊張感を察知し、腫れ物に触るような対応を余儀なくされていたといいます。

決定的な大喧嘩があったわけではありません。むしろ「何も言えないまま距離を取ってしまった冷戦」こそが、二人の溝をより深いものにしていきました。思春期特有のプライドと、グループのエース交代という逃れられない現実。中島は劣等感と焦燥感に苛まれ、山田はセンターとしての責任と中島に対する気まずさから、互いに歩み寄るきっかけを完全に失っていたのです。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。