ネット上の情報では「手ぶらでも一日中楽しめる」と紹介されるケースがありますが、現場の実態を知る立場からは明確に注意を促したいポイントが2点存在します。それが「テント設営ルール」と「食事の確保」です。
まずテントの持ち込みについてです。芝生広場では簡易的なポップアップテント(ワンタッチサンシェード)の利用が認められていますが、大型のキャンプ用タープやロープを長く張る構造の設営は通行の妨げとなるため控えなければなりません。また、地中に埋設された配管や芝生の保護、周囲の子どもの転倒事故を防ぐため、金属製の鋭利なペグを打ち込む行為は禁止されています。強風時はテント内に荷物を置くなど、安全確保の意識が欠かせません。
さらに深刻な盲点となるのが、周辺のランチ事情です。坪井川緑地公園の敷地内には売店やレストランが存在せず、土日に移動販売車(キッチンカー)が出店するかどうかは不確定です。お昼時に「どこかで買えばいいだろう」と考えていると、最寄りのコンビニまで炎天下を延々と歩く羽目になります。
快適なおでかけを実現するためには、公園へ向かう途中にパン屋やお弁当店でテイクアウトを済ませておくのが賢明な防衛策です。園内のベンチや木陰は争奪戦となるため、持参したレジャーシートや小型サンシェードをベースキャンプにして、家族でピクニックランチを楽しむスタイルが最も定着しています。
もう一つの見落としがちな要素が、隣接する野球場やスポーツ広場での大会日程です。少年野球や地域スポーツの大会が重なる日は、遊具広場の利用者とは別に、早朝8時台から関係者の車両で駐車場が埋まり始めます。週末のおでかけ前には、スポーツ広場側の利用予定も頭の片隅に置いておくのがベテラン家族の知恵です。