GoogleやSNSの検索窓に「海響館」と入力すると、関連ワードに「閉館」「休業」といった不穏な単語がサジェストされる現象が起きています。取材班が下関海響館の噂の真相と理由を検証したところ、これらは完全な誤解と情報の錯綜によるものでした。
真相の発端は、施設の大規模改修プロジェクトにあります。海響館は施設の老朽化対策および新たな魅力創出のため、2024年12月1日から2025年7月末日までの約8カ月間にわたり全館臨時休館を実施しました。この前代未聞の長期休館が旅行系ブログやSNSの伝言ゲームによって「海響館が閉館したのではないか」というデマに変質し、一人歩きしてしまったのが実情です。
この休館期間を経て、海響館のリニューアルは2025年8月に無事完了し、2026年の現在、目玉エリアである「ひれあしビーチ」がフル稼働しています。カリフォルニアアシカの自然な生態や繁殖行動を間近で観察できるオープンエアの空間が誕生し、従来の屋内展示と連動したダイナミックな動線へと進化を遂げました。閉館どころか、施設機能とエンターテインメント性を一段上の次元へと引き上げた力強い再スタートを切っています。