東京のキー局が制作する情報番組やワイドショーと比べ、『そこまで言って委員会NP』は出演者の熱量が根本から異なります。その秘密は、制作局である読売テレビが培ってきた独自のキャスティング文化と、出演者に対する誠実な制作体制にあります。
業界関係者の証言によると、同番組の出演ギャラは、キー局のプライム帯特番と比較して決して法外に高額というわけではありません。一般的な文化人・専門家枠の相場である1本あたり15万〜30万円前後が標準的な推移とされています。しかし、新幹線グリーン車の往復チケット手配、前泊・後泊の丁寧な宿泊ケア、そして長時間の入念な打ち合わせなど、出演者がストレスなく論陣を張るための現場環境が極めて手厚く整えられています。
何よりも女性論客たちを惹きつけてやまないのは、「発言を切り取られず、本音を最後まで語り尽くせる編集方針」です。女性弁護士パネラーや専門家がキー局のワイドショーに出演した場合、数秒のコメントに編集されたり、当たり障りのない相槌を求められたりすることが少なくありません。それに対し、同番組は70分以上の放送枠をフルに使って徹底的に持論を戦わせることができます。自分の知見を忖度なく発信できる舞台として、言論界における出演者の評判は極めて高く維持されています。