検索エンジンで「神田お玉ヶ池法律事務所」と入力するユーザーの圧倒的多数は、事務所への依頼を検討している人ではなく、「突然、事務所名義で督促の連絡が届いた受取人」です。ネット上において神田お玉ヶ池法律事務所が注目された理由と経緯は、まさにこの債権回収業務のデジタル化と密接に結びついています。
ここ数年、ECサイトや通販における後払い決済(BNPL:Buy Now Pay Later)、携帯電話キャリア決済、サブスクリプションサービスの普及に伴い、数千円から数万円程度の少額未払い債権が爆発的に増加しました。債権者である事業者は自社での回収に限界を迎えると、法律の専門家である弁護士法人へ回収業務を委託します。その受任先として数多くの案件を手掛けているのが同事務所です。
「心当たりがない」と感じる受取人の多くは、数か月〜数年前に利用したオンライン決済、定期購入の解約漏れ、あるいは引っ越し前の旧住所宛てに届いていた請求を見落としていたケースが大半を占めます。債務者本人からすれば「身に覚えのない弁護士からの連絡」であるため、パニック状態に陥り「詐欺ではないか」とネット検索に駆け込む構図が定着しています。