Q1:デニムを初めて洗う際、塩水に一晩浸けておけば本当に色落ちは止まりますか?
A1:完全には止まりません。食塩水による色止めは直接染料に対して一定の効果を持ちますが、デニムに用いられるインディゴ染料は酸化重合によって繊維表面に付着しているため、塩のイオン作用だけで定着を強めることは困難です。最初の数回は単独で水洗いし、余分な表面染料を落とし切ることが最大の予防策です。
Q2:白物と濃色物は、毎回完全に分けて洗わなければいけないのでしょうか?
A2:何回も着用・洗濯を繰り返して染料が安定した衣類同士であれば、冷水かつ中性洗剤を使用することで混載洗いは可能です。ただし、購入から間もない濃色衣類や、鮮やかな赤・青・黒のアイテム、吸水性を重視する白いタオル類などは、くすみの蓄積を防ぐためにも厳密に分別することをおすすめします。
Q3:酸素系漂白剤を使えば、色柄物の地色まで抜けてしまう心配はありませんか?
A3:液体タイプの酸素系漂白剤(過酸化水素)や、適切な温度(40℃前後)で溶かした粉末タイプ(過炭酸ナトリウム)であれば、通常の反応染料で染められた色柄物を脱色することはありません。ただし、金属製ボタンやファスナーが付いている服に粉末酸素系漂白剤を使用すると、金属の触媒反応で急激に酸化が進み、局所的な変色や生地の穴あきを招く恐れがあるため注意が必要です。