富士市および近郊の住民にとって、ラウンドワン富士店は単なる遊戯施設以上の思い出の場所でした。当時の利用者の証言や口コミ、地域コミュニティの声を集約すると、独自の利用実態が浮かび上がります。
「学生時代、テスト休みや週末の夜といえば八代町のラウワンだった」「夜遅くまでボウリングの投げ放題やメダルゲームで粘った」という声が今も多く聞かれます。特にロードサイド沿いの立地だったため、近隣高校の生徒や富士市・富士宮市の若年層ドライバーにとって気軽に行ける集会所のような役割を果たしていました。
一方で、末期には「最新プライズマシンの導入スピードが静岡市内の店舗より遅かった」「設備の一部に年季を感じていた」という指摘も散見されました。こうした現場の実情は、チェーン全体の投資優先順位がメガ店舗へと移行していた兆候を如実に示しています。