このクラブを語るうえで、日本フットボール界の偉大な足跡を外すわけにはいかない。不動のゲームキャプテンとして、そして守備の要として君臨した長谷部誠の功績は、今もクラブの哲学として息づいている。彼の冷静沈着なリスク管理とリーダーシップは、現地ファンから神聖視されるほどだ。
そして、攻撃に燦然たる輝きをもたらした鎌田大地の存在も忘れてはならない。2021-22シーズンのUEFAヨーロッパリーグ制覇において、彼が見せた決定的な仕事と中盤でのエレガントなゲームメイクは、クラブの歴史に永久に刻まれた。二人が築き上げた圧倒的な信頼関係があったからこそ、今もフランクフルトは日本人選手に対するスカウティングで熱い視線を送り続けている。