日本のこんにゃく産業を語る上で外せないのが群馬県こんにゃくの存在感です。群馬県は日本国内のこんにゃく芋生産シェアの9割以上を占めています。
こんにゃく芋は湿気に弱く、水はけの良い土壌と日当たりを好む非常にデリケートな作物です。群馬県赤城山や榛名山の裾野に広がる水はけの良い火山灰土(関東ローム層)と、年間を通じた気候条件が栽培に完璧に合致したことで一大産地へと発展しました。
一般的なこんにゃくの作り方は以下のステップで行われます。
- 糊化(こか):乾燥させて粉末にした「こんにゃく精粉」にぬるま湯を加え、粘りが出るまでしっかりと混ぜ合わせて寝かせる。
- 凝固:水に溶かした水酸化カルシウム水溶液を素早く投入し、均一になるまで力強く練り合わせる。
- 成形と煮沸:型に流し込んで形を整えた後、熱湯で30分以上じっくり煮てアルカリ分を中和し、完全に凝固・あく抜きを行う。