「緑の目を持つ猫はどれくらい珍しいのか」という疑問に対し、答えは地域やルーツによって大きく異なります。
寒冷地や日照時間の短いヨーロッパ北部を起源とする猫種では、光を効率よく取り込む適応の歴史から、メラニン色素の少ないブルーやグリーンの瞳を持つ遺伝子が比較的多く定着しています。そのため、海外のブリーダー界隈や一部の地域では緑目の猫は決して珍しい存在ではありません。
一方、日本国内に古くから暮らす雑種(和猫)においては、日差しの強い地域に適応してきた背景から、メラニン色素の多いイエローやアンバー、カッパーの瞳が主流です。日本国内の雑種猫において混じりけのない澄んだグリーンアイを持つ個体は全体の10〜20%前後と推定されており、やや珍しい部類に入ります。