Q1:高専の学科とは異なる専攻分野(異分野・文転)へ編入することは可能ですか?
A1:制度上は可能としている大学もありますが、極めてハードルが高いのが実情です。例えば機械工学科から情報系や電気系への編入は親和性がありますが、工学から経済学部や文系学部への文転は、認定される単位数が大幅に目減りし、3年間在籍(留年)が必要になるリスクを伴います。基本的には高専での専門性を生かせる工学・情報・理学系への進学が現実的です。
Q2:一般的に受験生は何校くらい併願するものですか?
A2:平均して2〜3校程度を併願する学生が主流です。「第一志望の旧帝大・最難関大(学力選抜)」「本命〜実力相応の地方国立大・筑波大(推薦または学力)」「安全圏としての両技科大(推薦または学力)」というように、日程と選考形式を組み合わせたリスク分散型の出願パターンが定石となっています。
Q3:大学編入後に単位が足りなくて留年するリスクはありますか?
A3:大学および学科ごとの単位認定基準に大きく依存します。長岡技科大や豊橋技科大のように60単位以上を一括認定してくれる大学がある一方、一部の旧帝大や私立大では認定が厳格で、3年次に1・2年生用の必修講義を大量に履修せざるを得ず、卒業研究に着手できずに1年留年するケースも散見されます。出願前に志望学科の単位認定実績を調査しておくことが極めて重要です。