世界を巻き込む大混戦となった最終章において、麦わらの一味の初期メンバーであるナミとニコ・ロビンの存在感は、もはや一船員の域を完全に脱している。幾多の修羅場を潜り抜けてきた航海士ナミは、過酷な天候を読み切る技術だけでなく、窮地で見せる絶対的な肝の据わり方で一味の精神的支柱として君臨する。
一方、ポーネグリフ(歴史の本文)を読破できる世界唯一の存在であるニコ・ロビンは、世界政府から「世界を滅ぼす鍵」として最重要警戒されている。考古学者としての静かな情熱と、仲間を守るために自らを呈する覚悟。2026年の物語のクライマックスにおいて、彼女の指先がなぞる文字一つひとつが、世界の運命を直接左右する事態となっているのだ。