全国福利厚生共済会を正しく理解するためには、会員制度の二重構造と報酬プランの仕組みを把握しなければなりません。
全厚済の会員区分は、主に福利厚生サービスの利用を目的とする「K会員(共済会会員)」と、他者を勧誘して報酬を得るビジネス権利を持った「P会員(プライム会員)」に分かれています。
K会員の月会費は約2,800円前後、P会員は月額約4,000円〜の設定となっており、P会員として活動するには毎月この会費を支払い続ける必要があります。提供されるサービスには、ブライダル・葬祭割引、宿泊・レジャー施設の優待、ロードサービス、各種お見舞金給付制度などが含まれます。
P会員が得られる報酬プラン(コミッション体系)は、主に自分の下に2系列のグループを伸ばしていく「バイナリー方式」を軸に構成されています。自分が紹介した人数や組織全体の流通ポイントに応じてタイトル(ランク)が昇格し、報酬が支払われる仕組みです。
しかし、毎月の会費(約4,000円以上)を上回る継続収入を得るためには、自分自身が直紹介を出し続けるだけでなく、紹介したダウンラインにも勧誘活動を継続させなければなりません。大半の参加者が紹介を出せないまま毎月の会費を払い続ける「赤字会員」となるのが、ネットワーク構造における冷酷な現実です。