最もスタンダードで確実なのが、針に巻きつける玉止めのやり方です。小学校の家庭科で誰もが一度は教わるこの手法は、手順ごとのポイントを正しく再現できれば誰でも簡単に美しい結び目が作れます。
基本的なステップは以下の通りです。
ステップ1:布の際へ針を添える
縫い終わりの最後の針目を刺し終えたら、糸が出ている布の根元ギリギリに針の腹をピタッと直角、または平行に当てます。
ステップ2:針に糸を巻きつける
布から出ている糸を、針先に向かって2〜3回くるくると巻きつけます。巻きつける回数が多すぎると結び目が大きくなりすぎて引き抜けなくなり、少なすぎると結び目が小さくなって布目を通り抜けてしまうため、2〜3回がベストです。
ステップ3:親指で巻き目を押さえる
巻きつけた糸の束を、左手(利き手と反対の手)の親指と人差し指の腹で上からギュッと布ごと挟み込み、布際から絶対に離さないように固定します。
ステップ4:針を引き抜く
押さえた指を一切緩めず、右手で針をゆっくり引き抜きます。糸が完全に抜けきるまで指の圧力をキープし、最後にキュッと引き締めれば布際に密着した玉止めの完成です。糸端を2〜3ミリ残してハサミでカットします。