日本国内で熱視線が注がれているのが、新規採用競技の行方とメダル期待種目における代表争いの進捗です。
今回、世界中のマウンテンスポーツ界を沸かせているのが2026冬季五輪新種目スキーモ(Ski Mountaineering / 山岳スキー)の正式採用です。スキーモは、専用シールを貼ったスキー板で雪山を駆け登り、板を背負って岩場を走破したのち、一気に滑降する過酷な総合持久力スポーツ。今大会では「スプリント男女」および「混合リレー」の計3種目が実施されます。欧州アルプス圏では絶大な人気を誇るカルチャーであり、日本国内でも山岳ランナーやクロスカントリースキー経験者の転向が進み、国際舞台での躍進が期待されています。
一方、日本勢のメダルラッシュが期待される銀盤の戦いでは、2026冬季五輪フィギュアスケート枠の獲得争いが大きな山場を迎えました。枠数はプレシーズンである世界選手権(2025年ボストン大会等)の成績に基づき、上位2名の順位合計が「13以内」なら最大枠である各カテゴリー最大3枠が配分されます。日本は男女シングルにおいて盤石の3枠獲得を堅持しつつ、ペアやアイスダンスでも歴史的な枠獲得を狙う構図です。
注目されるミラノ五輪日本代表選考基準については、日本スケート連盟(JSF)の選考要綱において、全日本選手権の優勝者が最優先で内定を獲得し、残る枠はグランプリ(GP)ファイナルの実績、世界ランキング、シーズンベストスコアなどを総合的に加味して厳格に選出される二段階方式が採用されています。関係者への取材によると、「過去の実績のみに甘えることなく、2025-2026シーズンの直前パフォーマンスを極めて重く評価する実力本位の選考方針」が貫かれています。