検索エンジンにおいて「富士山ガーデンホテル 事件の真相」や「廃墟の噂」といった扇情的なキーワードが表示されることがあり、気になっている方も少なくありません。これらについて取材班が警察の過去事案や地域報道を徹底調査したところ、ホテル敷地内で殺人や重大な刑事事件が発生した事実は一切確認されませんでした。
では、なぜこのような物騒なサジェストワードが定着してしまったのか。背景には以下の3つの要因が絡み合っています。
第一に、突如としてすべての予約受付がストップし、公式な説明リリースが出されないまま連絡がつかなくなったため、「何か裏で重大な事件が起きたのではないか」とネット上で疑心暗鬼が広がったこと。
第二に、動画配信サイトやSNSにおいて、一部の廃墟探索系・心霊系配信者が「閉鎖された山奥の巨大ホテル」としてセンセーショナルなタイトルで取り上げ、アクセス数を稼ぐために過激な演出を施したこと。
第三に、給与未払いや取引先への債務処理を巡るトラブルの噂が、ネット掲示板(5ちゃんねる等)で誇張されて伝播したことです。ネットの反応に惑わされず、これらは「急激な事業停止に伴う風評」であると冷静に見極める必要があります。
なお、現在も土地および建物には権利関係が存在し、防犯カメラや定期巡回による管理が敷かれています。興味本位での敷地内侵入は刑法第130条の建造物侵入罪に抵触し、警察へ通報される明確な不法行為となるため、絶対に立ち入ってはなりません。