「ドーンという鈍い音がして外を見たら、空が真っ黒だった」と語るのは、現場からわずか300メートルほどの場所に住む主婦(42)。彼女は急いで子供の手を引き、指定された避難所へと向かったという。「煙が化学薬品のようなツンとした臭いで、喉が痛くなった。とにかく怖かった」と肩を震わせる。
市は即座に周辺の町内を対象に避難準備情報を発令し、公民館や小学校の体育館を開放した。ペットを連れて避難する人や、高齢の家族を車に乗せて移動する人々で、避難所は一時混乱を見せたが、ボランティアや市職員による誘導が迅速に行われたことで、二次災害は最小限に抑えられている。