捜査関係者の証言や公判記録から明らかになった池永の動機は、身勝手極まりない自己中心的な執着と逆恨みでした。「自分を拒絶した相手を許せない」「自分の存在を相手とその周囲に刻みつけたい」という身勝手なプライドが、凶行への引き金となりました。
凶器となったナイフは事前に都内の量販店で購入されており、犯行の計画性は明白でした。帰宅した鈴木さんを発見するや否や襲いかかり、一度は屋外へ逃げ出した被害者を執拗に追いかけて致命傷を負わせた手口は、強い殺意を物語っています。
さらに世間を震撼させたのが、犯行直後の卑劣な行動です。池永は現場から逃走する過程で、鈴木さんの私的な写真や動画をインターネット掲示板やSNSへ投稿・拡散させました。被害者の尊厳を物理的にも社会的にも徹底的に破壊しようとしたこの行為は、多くの人々に強い憤りと恐怖を植え付けました。