閉店の一報が流れた当時から現在に至るまで、SNSや知恵袋、地域掲示板などではファンの熱い惜別の声が投稿され続けています。ネット上の反応を定点観測すると、単なる「飲食店が1つ減った」という枠を超え、ひとつの青春の記憶を失ったかのような喪失感が漂っています。
「学生時代の初デートで背伸びして行った場所だった」「夜中に車を飛ばして、深夜2時過ぎに食べる辛子明太子パスタが至高だった」「スタッフの元気な接客に何度も元気づけられた」といった口コミ・評判が多数寄せられています。当時、カフェ ラ・ボエムが提供していたのは単なる料理ではなく、あの開放的な空間に身を置く「体験」そのものでした。
一方で、ネット上には「経営難による突然の倒産」「食中毒などのトラブルがあったのではないか」といった事実無根の噂が飛び交った時期もありました。しかし、運営元の決算短信やプレスリリース等の公式記録を確認しても、そうしたトラブルによる営業停止の事実は一切存在しません。純粋な企業戦略と不動産契約の結末であったにもかかわらず、急な閉店がもたらした衝撃の大きさが、かえって根拠のない憶測を生む土壌となってしまった形です。