コナン『漆黒の追跡者』アイリッシュの正体と最期に庇った真実

コナン『漆黒の追跡者』アイリッシュの正体と最期に庇った真実

コナン『漆黒の追跡者』アイリッシュの正体と最期に庇った真実の全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。

劇場版・原作を含め、黒ずくめの組織に属する人間の中で江戸川コナンの正体が工藤新一であると自力で突き止めた人物は極めて稀です。アイリッシュは、単なる直感や偶然ではなく、徹底した科学的裏付け(指紋照合)によってその真実に到達しました。

捜査本部に集まる情報や現場での不自然なコナンの挙動に違和感を抱いたアイリッシュは、2つの決定的な証拠品を独自に入手します。1つは、帝丹小学校の文化祭でコナンが制作した「粘土のイルカ」。もう1つは、帝丹高校の学園祭で工藤新一が着用した「演劇用の兜」です。この双方に残されていた指紋データを照合した結果、指紋が完全一致したことで「コナン=幼児化した新一」という確定的な結論を導き出しました。

通常の組織員であれば、即座にコナンをその場で射殺するか、幹部であるジンに報告するところでしょう。しかし、アイリッシュはあえてジンには一切知らせず、コナンを生け捕りにしてボスの元へ連行しようと画策しました。これには、組織内部における激しい私怨と権力闘争が絡んでいたのです。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。