ブルージェイズはなぜカナダ?米国外唯一の球団となった歴史と真相

ブルージェイズはなぜカナダ?米国外唯一の球団となった歴史と真相

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今日でこそ「カナダ唯一のMLBチーム」として知られるブルージェイズですが、歴史の針を巻き戻すと、カナダ初のMLB球団は別に存在していました。それが1969年にケベック州モントリオールに誕生したモントリオール・エクスポズです。

エクスポズはナショナル・リーグ初の米国外球団として熱狂的な支持を集め、アンドレ・ドーソンやペドロ・マルティネスといった伝説的選手を輩出しました。しかし、1990年代以降、球団経営は急速に暗転します。その決定打となったのが1994年のMLB長期ストライキでした。当時、メジャー最高勝率を記録し球団史上初のワールドシリーズ制覇が目前だったエクスポズは、シーズン打ち切りによって夢を断たれ、その後の観客離れと主力選手の大量放出という負のスパイラルに陥ったのです。

さらに老朽化したオリンピック・スタジアムの改修頓挫や、カナダドル安による財政悪化が追い打ちをかけました。球団は経営破綻の末にMLB機構の管理下に置かれ、2004年シーズン終了後にアメリカ合衆国の首都へ移転。現在のワシントン・ナショナルズへと看板を掛け替えることになりました。この歴史的経緯を経て、ブルージェイズは結果的に「MLBで唯一カナダに残った孤高の砦」となったのです。

佐藤 大輔
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佐藤 大輔

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