「このゆびとまれ」は極めて強力な技ですが、どんな構築に入れても勝率が上がる万能薬ではありません。ゲーム理論と構築力学の観点から導き出される、採用すべきプレイヤーと見送るべき条件は以下の通りです。
【採用が推奨される構築】:
- 明確なエースを通す積み構築:「りゅうのまい」や「めいそう」など、1ターン確実に隙を作れれば試合を決定づけられる絶対的エースが存在する場合。
- トリックルーム展開を主軸とする低速構築:始動役が倒されると即敗北に直結するため、初手での行動保証が死活問題となるパーティ。
- 戦術の役割分担が明確なプレイヤー:「1体を犠牲にしてでも、もう1体で盤面を制圧する」というテンポ・アドバンテージの計算ができる人。
【慎重になるべき・採用を見送るべき構築】:
- 高速アタッカー4枚で制圧する前のめりなスタンパ:指役を置くことで攻撃の手数が半減し、相手の全体攻撃技に巻き込まれて盤面崩壊を起こすリスクが高い場合。
- 相手のプレイングに依存したくない人:ダブルバトル上位帯では「指を読んで全体技を重ねる」「指役を無視して範囲攻撃で崩す」といった高度な読み合い(択)が発生するため、受動的な立ち回りだけでは勝ちきれません。