テキストやプロフィールの更新に留まらず、滝沢氏はTwitterの音声生配信機能「スペース」を巧みに活用し始めました。事前の告知なしに深夜突如として始まる配信は、開始数十秒で数十万人のリスナーを集めるモンスターコンテンツと化しました。
配信の特徴は、一切の気取りがない「自然体」そのものでした。自身の声で「テスト、テスト」「これ聞こえてますか?」と手探りで話しかけ、時には集まったファンや著名人をスピーカーとして招き入れて雑談を交わすなど、ラジオともテレビとも違う圧倒的な近さを演出しました。
プロデューサー転身以降、メディアの前で肉声を届ける機会が極端に減っていた滝沢氏の生の声を聞けたことは、長年待ち望んでいたファンにとって何よりの救いとなりました。デジタルツールを介したこの泥臭くも温かいダイレクトコミュニケーションこそが、強固なファンコミュニティを再結束させる決定打となったのです。