のんのビジュアルキャリアの原点は、2006年に遡ります。新垣結衣に憧れて応募した「第10回ニコラモデルオーディション」でグランプリを獲得し、能年玲奈 ニコラ モデル時代がスタートしました。当時からスラリとした手脚の長さと端正な顔立ちが際立っており、同世代の女子中高生から絶大な支持を集めていました。
その後、女優として頭角を現すと、男性読者の多い青年誌からのオファーが殺到します。中でも大きな話題を呼んだのが『週刊ヤングジャンプ』や『週刊プレイボーイ』の表紙・巻頭グラビアです。一般的なグラビアタレントとは一線を画し、ノースリーブやワンピース、オーバーオールといった等身大の衣装を纏いながらも、紙面から飛び出してきそうな生命力で読者を圧倒しました。
当時のグラビア担当編集者が「レンズを向けた瞬間、発光しているかのように空気が変わる」と回想した通り、露出に頼ることなく雑誌の売上を牽引した事実は、彼女の規格外のスター性を雄弁に物語っています。