恵俊彰のキャリアを振り返ると、その特異な立ち位置がよく理解できます。1980年代後半にお笑いコンビ「ホンジャマカ」を結成し、『東京フレンドパーク』などのバラエティ番組で一世を風靡しました。その後、持ち前のトーク力と進行能力を買われ、情報番組のキャスターへとシフトしていった経緯があります。
鹿児島県立甲南高等学校を卒業後、浪人生活を経て上京し、エンタメ界で成功を収めた彼は、まさに叩き上げのタレントです。ジャーナリスト出身ではない「お笑い芸人上がり」という出自が、親しみやすさを生む一方で、シリアスなニュースを扱う際における説得力の弱さや、視聴者からの「軽薄に見える」という批判に繋がっているのも事実です。
現在では相方の石塚英彦がグルメ・ロケ分野で確固たる地位を築く一方、恵俊彰はTBSの昼の看板として不動の地位を築いており、コンビとしての活動は減ったものの、それぞれが独自のポジションを確立しています。