桑島智輝氏の代表作として今も語り継がれているのが、安達祐実さんとの日々を記録した写真集『我我(がが)』(2019年刊行)や、その続編となる旅の記録『我旅我行(がりょがこう)』です。約四万枚以上におよぶ膨大なスナップから厳選された写真は、飾らない日常の美しさと生々しさを同時に提示し、アートブック市場で異例のロングセラーを記録しました。
アート関係者や写真ファンからは「愛と執着、日常の奇跡が同居したドキュメント写真の金字塔」として極めて高い評価を獲得。離婚後もその芸術的価値が色あせることはなく、桑島氏の卓越した観察眼とシャッターを切る情熱を示す記念碑的作品として愛され続けています。