渋沢栄一の四男・渋沢秀雄の真相|田園調布と東宝を創った男の遺産

渋沢栄一の四男・渋沢秀雄の真相|田園調布と東宝を創った男の遺産

渋沢栄一の四男・渋沢秀雄の真相|田園調布と東宝を創った男の遺産にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

渋沢宗家および一族のなかで、秀雄はどのようなポジションを占めていたのか。父・栄一、秀雄の甥にあたる日銀総裁・渋沢敬三ら主要人物との比較から、その独自性が浮き彫りになります。

人物名栄一との続柄・主要役職主な事業領域・実績編集部の見解・評価渋沢栄一父(日本資本主義の父)第一国立銀行、東京証券取引所など約500社を育成近代経済システムのグランドデザイナー渋沢篤二長男(秀雄の異母兄)渋沢同族社長、後に廃嫡となり義太夫など芸道に傾倒家督の重圧に苦悩した風流人渋沢敬三甥(篤二の長男/栄一の後継)第16代日本銀行総裁、大蔵大臣、民俗学者金融界の重鎮と学術パトロンを両立した知性派渋沢秀雄四男(兼子の実子)田園調布開発、東宝会長、後楽園スタヂアム、随筆家都市空間とエンタメを融合させた稀代のプロデューサー

家督を継いだ甥の敬三が国家財政と学術研究に身を捧げたのに対し、四男の秀雄は自由闊達に都市文化の創出へ情熱を注ぎました。渋沢家という名門の重圧を受け流しつつ、自身の「好き」を事業へと昇華させた点において、一族随一のスマートなリアリストであったといえます。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。