山手のエキゾチックな街並みに位置するフェリス女学院の最大の特徴といえば、フェリス女学院の制服なし(私服登校)という制度と、生徒の主体性にすべてを委ねる自由闊達な空気感です。
「制服がないと毎日の服選びが大変なのではないか」「派手な生徒ばかりで浮いてしまうのではないか」という保護者の心配の声も耳にします。しかし、実際に山手キャンパスを訪れると、華美に着飾る生徒は少なく、動きやすさを重視したカジュアルな装いや、各自の個性を自然体で表現した清潔感のある着こなしが主流であることが分かります。
フェリス女学院の校風や評判を語る上で欠かせないのが、創立以来受け継がれてきたスクールモットー「For Others(他者のために)」です。キリスト教(プロテスタント)の価値観に基づく毎朝の礼拝や奉仕活動を通じて、単なる「我が強さ」ではない「他者を尊重した上での自己主張」が身につく環境となっています。卒業生の手記や取材証言からも「誰かに指示されて動くのではなく、自分で決断し責任を持つ姿勢が6年間で自然と染み付いた」という声が圧倒的多数を占めます。