エクセルの串刺し集計とは、専門用語で「3D参照(3次元参照)」と呼ばれる機能です。通常の計算式が「列」と「行」の2次元平面を参照するのに対し、前後に重なる「シート」という奥行きの軸を巻き込んで計算することからこの名が付けられました。
実務でエクセル複数シート合計を一瞬で出すための基本ステップは驚くほどシンプルです。例えば、「4月」から「3月」までの全12シートの「C10」セル(売上合計)を年間集計シートに合算する場合、以下のように操作します。
まず、集計結果を表示したいセルに「=SUM(」と入力します。続けて、集計したい最初のシート(例:4月)のタブをクリックし、Shiftキーを押したまま最後のシート(例:3月)のタブを選択します。この状態で合計したいセル(例:C10)をクリックし、Enterキーを押すだけで完了です。
数式バーには以下のように入力されます。
=SUM('4月:3月'!C10)
この数式は、SUMだけでなくエクセル串刺し集計AVERAGE(平均値)やMAX(最大値)、MIN(最小値)、COUNT(数値の個数)などでも同様に利用できます。1枚ずつセルを足していく従来の手作業に比べ、入力にかかる時間を約90%以上削減できる強力な時短テクニックです。