アニメ版『ゴールデンカムイ』で鯉登少尉が初めて姿を現したのは、第2期第2話にあたる第14話「まがいもの」です。剥製職人・江渡貝弥作の工房に突然現れ、華麗な身のこなしとバク転を披露しつつ、江渡貝に猛烈な圧をかけるシーンは視聴者に強烈なインパクトを与えました。
鯉登少尉のキャラクター性を完璧に表現しているのが、実力派声優の小西克幸さんによる圧倒的な演技力です。普段の凛々しい軍人ボイスから、憧れの鶴見中尉を前にした際の早口パニックボイス、さらには戦闘時の野性味あふれる掛け声まで、変幻自在の演技で見事に演じ切っています。
特にファンを驚かせたのは、原作特有のハイテンションなギャグ描写と重厚なシリアス展開のギャップを、違和感なく成立させた声の説得力です。小西さんの熱演があったからこそ、鯉登少尉という複雑な魅力を持つ青年将校がアニメでも屈指の人気キャラへと押し上げられました。