紀子さまの卓越した語学の原点は、その生い立ちとアカデミックな家庭環境にあります。父である川嶋辰彦氏(経済学者・学習院大学名誉教授)の研究に伴い、幼少期の6歳までをアメリカ・ペンシルベニア州で過ごされました。英語の基礎的なリスニングや自然な発音感覚は、この帰国子女としての幼少期に形成されたとされています。
さらに小学校高学年から中学時代にかけては、父親の仕事に伴いオーストリアのウィーンで生活されました。現地の学校に通われた経験から、英語だけでなくドイツ語の日常会話にも精通されるという、マルチリンガルな言語環境で思春期を過ごされています。
日本へ帰国後は学習院女子中・高等科を経て学習院大学文学部心理学科を卒業。結婚後もお茶の水女子大学大学院人間発達科学専攻に進まれ、2013年には博士号(人文科学)を取得されるなど、研究者としての論理的思考力と専門知識を積み重ねてこられました。こうした豊かな学歴と異文化適応力が、現在の確固たる語学力の屋台骨となっています。