諸伏景光の実兄は、長野県警捜査一課に所属する知性派警部・諸伏高明です。両親の他界後、兄の高明は長野の親戚に、弟の景光は東京の親戚にそれぞれ引き取られたため別々に育ちましたが、兄弟の情愛は途切れることがありませんでした。
景光が公安の極秘任務に入ってからは音信不通となっていましたが、高明のもとに警視庁の伊達航経由で景光の遺品である「銃弾で撃ち抜かれたスマートフォン」が匿名で届けられます。封筒の裏に書かれた数字「0」の筆跡から、高明はそれが景光の幼馴染である降谷零から送られたものであること、そして弟が公安警察として誇り高く職務を全うし殉職したことを静かに察知しました。
後に高明と安室透が現場で対峙した際、互いに立場上多くを語らないものの、目線の交差だけで通じ合うシーンは、大人同士の抑制された敬意と兄弟愛がにじみ出る名場面として高く評価されています。