ロケット団が登場する際の決め台詞は、シリーズの変遷とともに言葉選びやリズムがマイナーチェンジを繰り返してきました。まずは基本にして至高の初代ロケット団口上全文を振り返ります。
【無印編(初代・カントー地方〜)の口上全文】
ムサシ「なんだかんだと聞かれたら」
コジロウ「答えてあげるが世の情け」
ムサシ「世界の破壊を防ぐため」
コジロウ「世界の平和を守るため」
ムサシ「愛と真実の悪を貫く」
コジロウ「ラブリー・チャーミーな敵役(かたきやく)」
ムサシ「ムサシ!」
コジロウ「コジロウ!」
ムサシ「銀河を駆ける、ロケット団の二人には……」
コジロウ「ホワイトホール、白い明日が待ってるぜ!」
ニャース「ニャーんてニャ!」
(※ソーナンス加入後は最後に「ソ〜ナンス!」が追加)
5・7調のリズムを基調としたこの名乗りは、当時の子どもたちの間で大流行しました。続く『アドバンスジェネレーション(AG)』では「なんだかんだと声がして」「その声に応えるが世の情け」と冒頭が変化し、『ダイヤモンド&パール(DP)』では「なんだかんだと聞かれたら、答えてあげるが世の情け」を踏襲しつつ、中盤が「未来を照らす漆黒の闇!宇宙に届く悪の星!」とより壮大なフレーズに刷新されています。
さらに『ベストウイッシュ(BW)』初期のシリアス路線では名乗り自体が一時的に排除され、任務に忠実なエリートスパイとして描かれた時期もありました。しかし、視聴者の熱い要望もあってコミカル路線へと回帰。『XY』『サン&ムーン』を経て、サトシの旅の集大成となった『新無印』では、初代の名乗りをベースに原点回帰したバージョンが披露され、古参ファンを歓喜させました。