投資家が最も固唾をのんで見守るのが、今後の業績シナリオとバリュエーションの修正余地だろう。直近の決算発表では、インバウンド回復とホテル・レジャー事業の単価上昇が寄与し、会社計画を上回る進捗を見せた。特に営業キャッシュフローの潤沢さは、今後の成長投資を支える強固なバックボーンとなっている。
アナリスト陣が試算する目標株価のコンセンサスは、現状の水準から一段の上値を見込む声が優勢だ。羽田空港の国際線増便に伴う通過旅客の増加は、そのまま同社の利益へ直結する。足元の配当利回りも手堅い水準を維持しており、自社株買いなどの追加的な資本配分策が発表されれば、上値を試す展開に弾みがつくだろう。