インターネット上で「伝説のボーボボ人気投票」として拡散されている画像の最大の謎は、なぜ1位から5位まで全順位がボーボボなのかという点に尽きます。得票数も「1位:ボボボーボ・ボーボボ(24,792票)」「2位:ボボボーボ・ボーボボ(9,508票)」「3位:ボボボーボ・ボーボボ(509票)」「4位:ボボボーボ・ボーボボ(321票)」「5位:ボボボーボ・ボーボボ(88票)」と、妙に生々しい数字が割り振られています。
結論から明かすと、このページは読者からの応募を集計した本物の人気投票結果発表ではありません。2001年の『週刊少年ジャンプ』連載開始からわずか5話目(単行本第1巻収録)という超初期に、扉絵の演出として澤井啓夫氏が完全にフィクションとして描き下ろしたギャグシーンです。
当時の連載状況を検証すると、連載5話目の段階で読者投票を募集・集計して誌面に反映させることはスケジュール上、物理的に不可能です。作者コメント欄に記された「本当にたくさんの応募ありがとう!!ボボボーボ・ボーボボの人気が圧倒的だったぞ!」というメッセージすらも、練り上げられた不条理ボケの一環でした。前触れもなく公式発表の体裁を装って読者を騙し討ちにする手法は、当時の読者層に凄まじい衝撃を与えました。