現在、タイガーバームの商標と事業を統括しているのは、シンガポール証券取引所に上場する複合企業ハウパー社(Haw Par Corporation)だ。戦後の混乱や一族の手を離れた時期を経て、同社はタイガーバームを近代的な医薬品・OTCヘルスケアブランドとして再定義した。
現在では世界100カ国以上で流通しており、かつての「怪しげな万能軟膏」というイメージは完全に払拭されている。GMP基準に準拠した厳格な品質管理のもと、首や肩のコリに特化したネック&ショルダーラバー、湿布タイプ、温感・冷感を分けたラインナップなど、現代人のライフスタイルに合わせたポートフォリオを展開。シンガポール発祥のグローバルヘルスケアの雄として、その地位は揺るぎないものとなっている。