イチロー夫妻の生活を語るうえで絶対に欠かせない存在が、愛犬の柴犬「一弓(いっきゅう)」です。夫妻にとって一弓は単なるペットの枠を超え、まさに我が子同然の家族でした。ここで、イチローを取り巻く家族構成と生活環境の変遷を整理します。
引退会見でイチローは、愛犬の一弓についても異例の長尺で触れていました。「2019年の年に18歳を迎える柴犬なんですけど、さすがにおじいちゃんになって、毎日ふらふらになりながら懸命に生きている。その姿を見ていたら、僕が引退するまで頑張って生きてくれたんだなと。感謝しかありません」と語った言葉は、多くのファンの涙を誘いました。
一弓はその年の秋に17歳7ヶ月で天国へと旅立ちましたが、その後、一弓の血を引く柴犬の子犬(タイガとジロウ)を家族として迎え入れました。夫妻にとって愛犬は、アスリートとしての張り詰めた日常を唯一解除できる「我が子」そのものでした。