Q1:『bad guy』の本当の意味は?ビリー自身が悪者ということですか?
A1:いいえ、文字通りビリーが悪人だと告白しているわけではありません。「自分はいかに強くてワルか」を誇示するタフガイ気取りの男性を、「だったら私の方がよっぽど悪者よ」と皮肉(アイロニー)たっぷりにからかい、その空虚なマッチョイズムを脱構築するユーモアが込められています。
Q2:サビ前の「Duh」はどう発音するのが正解ですか?
A2:カタカナ表記では「ダッ」あるいは「ドゥッ」と表現されます。口を半開きにして、喉の奥からため息を漏らすように短く脱力して発音するのがポイントです。英語圏では「言うまでもないこと」「当たり前でしょ」と相手を呆れ交じりに受け流す際のスラングです。
Q3:なぜ曲の終盤で急にテンポが遅くなり、不気味な曲調に変わるのですか?
A3:兄フィニアスとビリーによる意図的な音響的演出です。軽快なダンスビートでリスナーを心地よく乗せた後、予測可能なポップスの形式をあえて破壊し、悪夢の中に引きずり込むような感覚を与えるために、終盤で全く異なるスローなトラップビートへと急展開させています。
Q4:日本の連続ドラマ『シロクロ』の主題歌に選ばれた最大の理由は何ですか?
A4:ドラマが描く「理不尽な世の中に潜むグレーゾーン」というシリアスかつミステリアスなテーマ性が、『bad guy』の持つダークでスリリングな重低音サウンドと完璧に共鳴したためです。当時のプロデューサーが作品の世界観を際立たせる起爆剤として熱望し、異例の洋楽主題歌抜擢が実現しました。