為替と決済に関して、多くの旅行者が陥りがちな「2つの重大な落とし穴」が存在します。
第1の落とし穴は、店頭決済時における「DCC(Dynamic Currency Conversion=自国通貨建て決済)の罠」です。台北市内の百貨店やホテルでクレジットカードを提示した際、端末画面に「JPY(日本円)で支払いますか?それともTWD(台湾ドル)で支払いますか?」と選択肢が表示される場合があります。ここで「日本円」を選んでしまうと、加盟店側が設定した高率の手数料(4%〜8%前後)が自動的に上乗せされた不利なレートで確定してしまいます。海外決済では必ず「現地通貨(TWD)」を選択することが鉄則です。
第2の落とし穴は、「現金をすべて使い切らなければ損」という強迫観念からくる無駄遣いです。余った小銭や紙幣を無理に消費するよりも、次回渡航への繰越や交通系ICカード「悠遊カード(EasyCard)」へのチャージに充てる方が、無駄な浪費を防ぎ資産防衛につながります。