琵琶湖花火大会の「主催者は誰」なのか?目隠しフェンス批判の裏にある実行委員会の複雑な組織構造と警備費高騰の真実【2026年最新取材】

琵琶湖花火大会の「主催者は誰」なのか?目隠しフェンス批判の裏にある実行委員会の複雑な組織構造と警備費高騰の真実【2026年最新取材】

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実行委員会という組織形態は、多額の資金や人力を分散して集められるメリットがある反面、トラブルが発生した際の責任の所在が曖昧になりやすい。知事に責任があるのか、大津市長なのか、それとも観光協会のトップなのか。不祥事や事故、あるいは住民からの猛反発が起きた際、お互いが「全体の合意に基づく決定だ」として矢面に立つことを避ける構図が指摘される。

民間企業が主催する音楽フェスなどであれば、主催会社の社長が全責任を負って撤回や修正の判断を下す。しかし、行政と民間の合議制であるびわ湖大花火大会実行委員会では、前例踏襲や関係各所の顔色を窺うあまり、危機管理や柔軟な方針転換が遅れる傾向がある。この意思決定プロセスの不透明さこそが、市民やファンの不信感を煽る最大の要因だ。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。