池袋駅西口エリアは、近年急速な再開発が進み、近代的な高層ビルが立ち並ぶエリアへと変貌を遂げつつある。しかし、その一方で、人々が求めているのは小綺麗に整えられた空間だけではない。無機質なコンクリートジャングルの中にぽつりと現れる、泥臭くも温かいコミュニティの場だ。昭和の駄菓子屋を彷彿とさせる独特の空気感が、最先端の街と奇妙なコントラストを描き出している。
ネオンが光る西池袋の裏路地。そこは、スマートフォンから目を離し、目の前の鉄板と向き合うための聖域だ。このギャップこそが、目の肥えた池袋の若者たちを惹きつけてやまない最大の要因だろう。