彼が長く所属・契約を結んでいた全日本空輸(ANA)のアスリートとしてメディアに露出していた時代、スーツ姿やオフィシャルな場で見せた凛とした佇まいは、数多くの広告関係者やデザイナーからも高く評価されていた。長身痩躯でありながら芯の通った背筋、無駄を削ぎ落としたスタイリッシュなシルエットは、一般的なスポーツ選手のイメージを覆すものだった。
「羽生結弦に似ている」と評される人々の多くも、この独特の透明感と優れたスタイルバランスを備えているケースが多い。直線的な首筋から肩にかけてのラインや、静寂を感じさせる立ち姿は、一朝一夕で模倣できるものではなく、長年の鍛錬と自己管理が生み出す天性の美徳と言えるだろう。